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眼球が痛い

目が痛い原因

目が痛い原因目の痛みには、眼球表面の痛みと眼球の奥の痛みの2種類があります。前者の場合の原因は外傷や異物の混入などが挙げられ、後者の場合の原因はぶどう膜炎などの疾患が考えられます。


【目が痛い際の症状別原因】

眼球の痛みに伴う主な症状 考えられる原因や疾患
目が充血する
  • ぶどう膜炎
  • 結膜炎
  • 胸膜炎
  • 角膜潰瘍、角膜びらん
  • 角膜ヘルペス
  • ドライアイ
  • 緑内障発作
目を指で押すと痛い
瞬きすると痛い
目を動かすと痛い
吐き気や嘔吐を伴う
涙が出る
  • 結膜異物
  • 角膜潰瘍角膜びらん

  • さかさまつ毛(睫毛内反、睫毛乱生)

  • 鼻涙管狭窄、鼻涙管閉塞

  • 結膜弛緩症
目の奥が痛い
まぶたが腫れている

眼球が痛いときに考えられる疾患

以下は、眼球が痛い際の主な原因疾患となります。

眼精疲労

眼精疲労眼精疲労とは、目を酷使することで目の奥の痛みや目のかすみ、視界がぼやける(ピントが合わない)、光をまぶしく感じる、目の充血などの他、首や肩が凝る、倦怠感、吐き気などの全身症状が現れる病気です。

眼精疲労

ドライアイ

ドライアイとは、涙の量や質が変化することで慢性的な目の乾燥を引き起こす病気です。主な症状は目の乾燥・違和感の他、角膜が傷付きやすくなることによってゴロゴロとした異物感や感染症などのリスクが高まります。

ドライアイ

片頭痛

片頭痛とは突然片方の頭部が痛む症状で、女性に多く見られる傾向があります。中には目の痛みを伴うこともあります。また、片頭痛の起こる前に視界にギラギラしたものが見えたり、視野欠損を自覚することがあります。これは閃輝性暗点と呼ばれる症状です。閃輝性暗点は10分~20分程で自然に改善します。

角膜炎・角膜異物

角膜炎とは角膜に細菌や真菌が感染して炎症を起こす病気です。角膜異物とは角膜に異物が混入したり刺さったりした状態を指します。ともに目の痛みやメヤニなどの症状を引き起こします。

結膜炎・結膜異物

結膜炎には大きく分けて、感染性結膜炎とアレルギー性結膜炎があります。
感染性結膜炎とは目に細菌・ウイルスが感染することによって結膜が炎症を起こす病気です。メヤニと充血を伴います。アレルギー性結膜炎は、花粉やハウスダスト等のアレルゲンが目に入り炎症を起こす病気です。かゆみや充血、メヤニを伴います。結膜異物とは結膜に異物が混入した状態を指します。目の痛みや涙目などの症状を引き起こします。

アレルギー性結膜炎

ぶどう膜炎

ぶどう膜炎とは、虹彩、毛様体、脈絡膜で構成されるぶどう膜が炎症を起こす病気です。サルコイドーシス、ベーチェット病、原田病、ヘルペス性ぶどう膜炎が多くの原因となりますが、その他にも様々な種類の原因があります。主な症状は目の痛みや目のかすみ、視力の低下などが挙げられます。内科的な全身検査が必要になる場合があります。

麦粒腫・霰粒腫(ものもらい)

麦粒腫や霰粒腫は一般的にものもらいと呼ばれている病気です。麦粒腫の原因は主に細菌の感染で、霰粒腫の原因は涙の油分を分泌するマイボーム腺の閉塞です。主な症状はまぶたの腫れや目の痛み、目の充血などが挙げられます。

緑内障発作

緑内障とは、何らかの原因によって眼圧が上昇することで様々な視覚障害を引き起こす病気です。緑内障には慢性緑内障(開放隅角緑内障)と急性緑内障(閉塞隅角緑内障)があり、前者は一般的な緑内障のタイプであり、ゆっくり視野が欠けていくので自覚症状に乏しい緑内障です。後者の場合は、突然激しい目の痛みと視力低下や頭痛・吐き気を引き起こします。
また、急性緑内障発作は緊急の治療が必要な病気であり、治療が遅れると最終的には失明へと至る恐れがあります。

脳血管障害

脳血管障害とは脳内の血管に異常が生じる病気の総称で、脳梗塞や脳内出血、くも膜下出血などの病気が該当します。脳血管障害を起こすと目の奥に痛みが生じるとともに、ろれつが回らなくなる、手足が痺れるなどの症状を伴うようになります。
くも膜下出血は突然激しい頭痛を認めますが、人によってはその頭痛を目の痛みとして訴える場合があります。

視神経炎

視神経炎とは何らかの原因によって視神経が炎症を起こす病気です。主な症状は視力低下、目の痛み(眼球を動かした時の痛み)、色の識別が難しくなるなどが挙げられます。


眼の病気以外に考えられる原因

結膜異物・角膜異物

結膜や角膜にゴミなどの異物が混入すると、強い痛みや涙目、充血を生じることがあります。

目(角膜や結膜)の損傷

目は敏感な器官のため、微細な傷が付いただけでも強い痛みや涙が止まらなくなるなどの症状を引き起こします。

コンタクトレンズの不適切使用

コンタクトレンズの不適切使用コンタクトレンズの不適切使用は角膜の傷や感染症、眼精疲労を引き起こすため、目の痛みの原因となります。不適切使用とは、コンタクトレンズの長時間装用や不衛生な管理、度数の合っていないレンズの長期間使用などが挙げられます。


眼球が痛む際の対処法

目の表面が痛いとき

目の傷が原因の場合は傷が治るまで痛みは改善しません。傷口の感染を起こさなければ、傷は1~2日で治る場合が多いです。
麦粒腫・霰粒腫の場合には、ホットタオルやホットアイマスクで目を温めたり点眼や軟膏、内服などの薬物療法が必要です。麦粒腫は1~2週間程度で改善します。霰粒腫は完治まで数ヶ月かかる場合があります。いずれも腫れが強い場合は切開手術を行う場合もあります。

目薬をさす・意識的に瞬きを増やす

目の痛みに加えて慢性的な乾燥やゴロゴロとした異物感・違和感などの症状が現れている場合には、ドライアイの可能性があります。その際は、意識的に多くまばたきをしたりドライアイ用の点眼薬を使用するなどして目の乾燥を防ぎましょう。

目を清潔な状態に保つ

目にゴミなどの異物が混入して痛みが生じている場合には、水道水やシャワーで目を優しく洗浄して丁寧に異物を取り除くようにしましょう。異物が取れると多少痛みが軽減しますが、目に傷がある場合は異物が取れても1~2日は痛みは取れません。

目の奥が痛いとき

目を休める・十分に睡眠をとる

目の奥が痛む他、倦怠感や肩・首の凝りなどの症状が現れている場合には眼精疲労の疑いがあります。その際には適度に目を休めたり十分な睡眠を取るようにしましょう。老眼鏡の度数が合っていない場合や、遠近両用メガネがうまく使えていない場合も眼精疲労の原因になりますので、眼鏡の度数が合っているかを眼科や眼鏡店で確認しましょう。

目を温める

ホットタオルやホットアイマスクを目の上から当てることで、目の筋肉の緊張を緩和させて痛みなどの症状を和らげることができます。最近では、繰り返し使用できるホットアイマスクが薬局などで市販されていますので、試してみてください。

目の痛みが取れない場合には眼科へ

上記のような処置を行っても目の痛みを改善できない場合には、何らかの病気が関与している可能性があります。その際にはできるだけ早く当院までご相談ください。

足利ばんどう眼科クリニック