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目がまぶしい

まぶしさを感じる原因

まぶしさを感じる原因室内灯などの普通の強さの光に対して自分だけまぶしいと感じる場合には、羞明という症状の可能性があります。羞明は重度になると光をまぶしく感じるとともに、目の痛みや涙が出るなどの症状も伴うことがあります。
羞明を引き起こす主な原因は、以下の3つとなります。

目に入る光の量がうまく調整できていない

我々は、目に入る光の量を虹彩という器官によってコントロールしています。虹彩の働きによって、暗い環境では瞳孔が開くことで光が多く取り込まれ、逆に明るい環境では瞳孔が閉じることで目に入る光の量が制限します。。
しかし、打撲や目の炎症などの原因によって虹彩や瞳孔の運動に障害が起きると、目に入る光の量を適切にコントロールできなくなり、光をまぶしく感じたり目の痛みなどの症状を引き起こすようになります。

目に入る光が散乱する

何らかの原因によって角膜の表面に傷がついたり水晶体が濁ると、侵入してきた光が角膜や水晶体で乱反射し、光が散乱してまぶしさや目の痛みなどの症状を引き起こします。
光の散乱を起こす主な原因としては、ドライアイによる角膜の損傷や、白内障による水晶体の混濁などの病気が挙げられます。

網膜や視神経のトラブル

網膜や視神経に何らかの障害が起きると、光をまぶしく感じるなどの症状を引き起こすようになります。特に光のまぶしさとともに目の奥の痛みや目のかすみ、充血などの症状を併発している場合には、何からの目の病気が関与している可能性があります。
気になる症状が現れている場合には一度眼科を受診して精密検査を行うことを推奨しています。検査の結果、上記のような角膜や水晶体の異常が見つからなかった場合には、視神経系の病気が隠れている疑いがあります。


日常生活からの原因と対処法

パソコン・スマホの見過ぎ

パソコン・スマホの見過ぎ近年増加傾向にあるのが、パソコンやスマートフォンによる視覚障害です。パソコンやスマートフォンを長時間視聴し続ける生活をしていると、目が慢性的に乾燥してドライアイやVDT症候群などの発症リスクが高まり、目に様々な症状が現れるようになります。
そのため、1日中デスクワークの習慣がある場合には、1時間に1回は休憩を入れる、モニターと目の距離を40cm以上保つ、ブルーライトをカットできる眼鏡を装用する、意識的にまばたきの回数を多くするなどの対策を行うようにしましょう。

睡眠不足や疲労

十分に睡眠時間を確保していなかったり、過度に疲労やストレスが蓄積していると、目が視覚過敏の状態となって光をまぶしく感じるなどの症状が現れる場合があります。そのため、睡眠や趣味、スポーツの時間を意識的に多く取るようにして、目や身体をしっかり休めるようにしましょう。

コンタクトレンズの使用

コンタクトレンズを長時間装用していると、目が慢性的に乾燥してドライアイなどの病気を引き起こします。ドライアイになると角膜が傷付きやすくなり、様々な目の病気を併発するリスクが高まります。
そのため、コンタクトレンズを日常的に装用する習慣がある場合には、適度に点眼薬を使用する、意識的にまばたきの回数を多く取るなどの対策を行い、目を乾燥させないよう配慮しましょう。

瞳の色が薄い

目は瞳の色によって光の吸収率が変わります。瞳の色は虹彩表面の色素量で決まり、瞳の色が薄いほど光をまぶしく感じる特徴があります。
一般的に日本人の瞳の色は茶色であることが多いため、比較的光をまぶしく感じません。一方で、欧米人は瞳の色がブルーやグレー、グリーンであることが多く、日本人に比べて光をまぶしく感じる傾向があります。ただし、日本人の中にも瞳の色が薄い茶色のケースもあるため、その場合には日中はサングラスをかけて外出するなどしてまぶしさを軽減させることが大切です。


まぶしく感じる症状から考えられる病気

光をまぶしく感じる主な原因疾患として、白内障やドライアイ、結膜炎、ぶどう膜炎、眼精疲労、角膜炎、網膜色素変性症、眼瞼痙攣などが挙げられます。

白内障

白内障とは、加齢などが原因で水晶体が濁る病気です。主な症状は、目がかすむ、視界がぼやける、光をまぶしく感じる、視力低下などが挙げられます。
白内障は進行が緩やかなため、初期の段階では自覚症状に乏しい特徴もあります。しかし、白内障が過度に進行すると水晶体が融解して強い炎症を引き起こしたり、水晶体が膨張して眼圧が上昇し、緑内障を発症する恐れがあります。
白内障は現在では手術治療によって改善できる病気のため、気になる症状が現れている場合にはできるだけ早く当院までご相談ください。

白内障

ドライアイ

ドライアイドライアイとは、涙の量や質が変化することで目が慢性的な乾燥状態になる病気です。ドライアイの主な症状は目の乾燥の他、目の疲労感、目が重い感じがするなどが挙げられます。
通常であれば目を十分に休めれば症状は改善しますが、それでも改善しない場合には目の乾燥によって角膜が損傷を起こしている可能性があります。角膜が傷付くとそこから細菌が感染する恐れがあるため、気になる症状が長引いている場合にはできるだけ早く当院までご相談ください。

ドライアイ

結膜炎

結膜炎とは、目に何らかの異物が混入することで結膜が炎症を起こす病気です。主な原因物質としては、花粉やハウスダスト、細菌、ウイルスなどが挙げられます。
結膜炎の主な症状は、目の痒みや充血、涙や目やにが多く出るなどが挙げられます。特に細菌やウイルス感染が原因の場合にはご家族等に感染が拡大する恐れがあるため、家族間でタオルの供用を控えるなど注意することが大切です。

ぶどう膜炎

ぶどう膜炎とは、虹彩、毛様体、脈絡膜で構成されるぶどう膜に炎症が起こる病気です。主な症状としては、目のかすみや視界の歪み、充血、光をまぶしく感じる、視力低下、飛蚊症などが挙げられます。また、ぶどう膜炎は体の他の部位で起きた炎症が血流に乗ってぶどう膜に拡大することで引き起こされるケースもあるため、検査では内科的な他の病気の可能性も考慮しながら原因を特定する必要があります。

眼精疲労

眼精疲労とは、目を酷使することで目だけでなく全身に様々な症状を引き起こす病気です。発症すると、目のかすみや痛み、視力低下、充血などの他、頭痛や吐き気、首・肩の凝り、倦怠感、手足の痺れなど全身に症状が現れることがあります。

眼精疲労

角膜炎

角膜炎とは、角膜に細菌や真菌などが感染することで炎症を起こす病気です。主な症状は目の痛みや充血、光をまぶしく感じるなどが挙げられます。

網膜色素変性症

網膜色素変性症とは、視細胞や網膜色素上皮細胞の遺伝子が変異することで様々な視覚障害を引き起こす病気です。主な症状は、夜間など暗い場所で見えづらい、光をまぶしく感じる、視力低下、視野が狭くなるなどが挙げられます。
現在の医療では治療による視機能の改善が難しく、厚生労働省により難病に指定されています。


まぶしいときの対策・ケア

日々の生活で行える対策・ケア

部屋の湿度を上げる

目の乾燥は角膜を傷付けて様々な目の病気を誘発するため、日頃から意識的にまばたきの回数を増やす、目薬をさす、加湿器を導入するなどの対策を行いましょう。

日よけアイテム

有害な紫外線は目に悪性鏡を及ぼします。そのため、外出時には紫外線カット機能があるサングラスなどを装用して目を守りましょう。

部屋の照明

照明の明るさに対する刺激の感じ方は人によって異なります。蛍光灯やLEDなどの強い光が苦手な場合には、部屋の照明を間接照明に切り替えるなどの対策を行いましょう。


目がまぶしい症状でよくある質問

自動車の運転時に突然目の前がまぶしく感じて見えづらくなることがありますが、目の病気でしょうか?

普段よりも光をまぶしく感じる、視覚・視野に違和感がある場合には、何らかの目の病気を発症している疑いがあります。自己判断で放置してしまうと重大な事故を引き起こす恐れもあるため、しばらくは運転を控えて眼科を受診し、原因を特定することが重要です。

光をまぶしく感じると同時に頭痛も起こしているのですが、眼科、脳神経内科のどちらを受診すれば良いですか?

光のまぶしさと頭痛を併発する原因には様々なパターンがありますが、原因が目の病気の場合には緊急性を伴うケースもあります。そのため、まずは眼科を受診して原因を特定することを推奨しています。光のまぶしさと頭痛を併発する目の病気としては、ぶどう膜炎、虹彩炎、急性閉塞隅角緑内障などが挙げられます。
一方、目の病気以外では片頭痛の疑いがあります。片頭痛発作を発症すると、普段は気にならない程度の強さの照明の光をまぶしく感じることがあります。

普段テレビを見たり勉強中などに光をまぶしく感じることがありますが、何らかの目の病気でしょうか?

考えられる原因としてはドライアイが挙げられます。ドライアイとは、涙の量や質が変化することで目が慢性的に乾燥して角膜に傷や凹凸を形成する病気です。目に傷や凹凸ができると、侵入してきた光が角膜で乱反射して光をまぶしく感じることがあります。
ドライアイの予防には、普段から意識的に目を休める、まばたきの回数を増やす、点眼薬を指すなどが有効です。

光をまぶしく感じると同時に飛蚊症も起こしているのですが、何らかの目の病気ですか?

光のまぶしさと飛蚊症の症状を併発している場合には、ぶどう膜炎の疑いがあります。ぶどう膜炎の主な症状は目のかすみや充血、光をまぶしく感じるなどが挙げられますが、多くの場合これら症状に加えて飛蚊症を併発します。
ぶどう膜炎は放置すると炎症部分が網膜まで拡大し、重大な視力の低下や失明などの重篤な症状を引き起こす恐れがあります。そのため、ぶどう膜炎の疑いがある場合には速やかに眼科を受診し、適切な検査や治療を行うことが重要です。

足利ばんどう眼科クリニック